入院していた母の葬儀を挙げることになり、オクリエさんに依頼しました。
「お母さまの好きなことやものはありますか?」と聞かれすぐに思いついたのは、私が作る少し甘い玉子焼き。
作るたびに「おいしい、おいしい」と喜んでくれたのが嬉しくてよく作っていましたが、
入院中は食べることができず、最後くらいは作ってあげたかったと思っていたことをお伝えしました。
オクリエさんからご提案いただいたのは、実際に私が作った玉子焼きを祭壇に沿えること。
当日は葬儀場の備え付けのキッチンを借りて、母好みの少し甘めの玉子焼きを作り
父と二人でよく飲んでいた大好きな赤ワインと一緒に供えました。
母が亡くなってから、好物の玉子焼きを食べさせてあげられなかったことを後悔していましたが、
オクリエさんのご提案のおかげでその気持ちも軽くなりました。
また母は趣味に押し花をやっていたので、
母が喜ぶ葬儀をと、当日はメモリアルコーナーにたくさんの作品を飾り大変華やかな雰囲気に。
「いつか赤いバラの花束をプレゼントしたかった」という父の想いも伝えると、
当日は赤いバラでいっぱいの祭壇と、いつか渡したかった花束まで一緒に用意していただきました。
花が好きな母のために、内側が花柄模様になっているお棺を提案していただいたこともとても嬉しかったです。
花柄の棺と押し花の作品たち、大好きな手づくりの玉子焼き…
好きなものに囲まれて、母も安心して眠ることが出来ると思います。
オクリエさんにお願いして良かったです。
本当にありがとうございました。
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